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新築のシャッターは電動と手動どっちを選ぶ?後付け費用と使い勝手を比較

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「新築の見積もりにシャッターの電動オプションが入っていたが、手動との差額が大きい」「後から電動に変えられるものなのだろうか」——新築戸建ての打ち合わせで、窓シャッターの仕様に迷う方は少なくありません。毎日使う設備だけに、価格だけで決めきれない部分があります。

結論から言えば、電動と手動の選択は「窓の場所」と「使う頻度」で判断するのが現実的です。掃き出し窓のように大きく重いシャッターは電動の利点が出やすい一方、2階の小さめの窓では手動でも負担が少ないケースがあります。

この記事では、両者の違いを費用、使い勝手、メンテナンスの観点から整理し、後付けする場合の考え方もあわせて解説します。

電動と手動の基本的な違い

窓シャッターは、開閉の方式によって特徴が分かれます。まずは仕組みの違いを押さえておきましょう。

  • 手動シャッター:手でスラット(羽根)を引き上げ、引き下げる方式です。構造がシンプルで、電源を必要としません。
  • 電動シャッター:モーターで開閉する方式です。リモコンや壁スイッチで操作でき、機種によってはスマートフォンから操作できるものもあります。
  • 手動でも軽量化された製品:バランサーやスプリングの改良により、以前より軽い操作感の製品も増えています。
  • 停電時の扱い:電動でも手動で開閉できる非常用の機構が備わっている製品が一般的です。
  • 取り付け位置:新築時は外壁の仕上げ前に組み込むため納まりが整いやすく、後付けでは既存の窓まわりに合わせた施工となります。

窓リフォームの全体像については、窓リノベの解説ページで紹介されています。

費用の考え方と差額の目安

電動と手動では本体価格に差があり、さらに電動は電源工事が加わります。新築時のオプションとして依頼するか、引き渡し後に外部へ依頼するかでも金額は変わります。

  • 本体価格の差:同じサイズの窓でも、電動は手動より高くなるのが一般的です。窓の数が多いほど差額は積み上がります。
  • 電源工事:モーターへの配線が必要なため、電気工事が発生します。新築時であれば壁の中に配線を通せるため納まりが良くなります。
  • 後付けの場合の追加費用:配線を露出させるか、壁内を通すかで工事の規模が変わります。
  • ハウスメーカー経由と外注の違い:オプション工事を引き渡し後に専門業者へ依頼することで、費用を抑えられる場合があります。
  • 足場の要否:2階の窓に後付けする場合、足場が必要になることがあり、その分の費用が加算されます。

新築のオプション工事を外部に依頼する場合の考え方は、住宅オプション工事の解説ページで紹介されています。

使い勝手で分かれるポイント

実際に暮らし始めてからの使いやすさは、窓の場所と生活動線によって評価が変わります。

  • 掃き出し窓:面積が大きくシャッターも重くなるため、電動の利点が出やすい場所です。
  • 2階の窓:毎日開閉するかどうかで判断が分かれます。開けたままにする窓であれば手動でも支障が少ないといえます。
  • 開閉の頻度:朝晩に必ず開け閉めする習慣があるなら、電動の負担軽減は大きく感じられます。
  • 身体的な負担:将来的なことを考えると、力を必要としない電動を選ぶ判断もあります。
  • 操作音:電動はモーター音、手動はスラットが擦れる音が出ます。就寝中の家族への影響を考える視点もあります。
  • タイマー機能:機種によっては時刻設定での自動開閉ができ、留守中の防犯面での配慮につながることがあります。

すべての窓を同じ仕様にする必要はなく、1階の掃き出し窓だけ電動、他は手動という組み合わせも選べます。

メンテナンスと長期的な視点

シャッターは長く使う設備のため、導入後の手入れや部品交換も判断材料になります。

  • 手動の維持管理:構造が単純なため、レールの清掃と潤滑剤の使用で状態を保ちやすい傾向があります。
  • 電動の維持管理:モーターや制御基板といった電気部品があり、経年で交換が必要になる場合があります。
  • リモコンの管理:電池交換や紛失時の再登録が必要になることがあります。
  • 保証の範囲:本体の保証と電気部品の保証で年数が異なる場合があるため、確認しておきましょう。
  • スラットの変形:強風や飛来物で羽根が変形すると、開閉に支障が出ることがあります。

導入時の価格だけでなく、10年、20年先の使い方まで想像して選ぶと、後悔が少なくなります。

後付けを検討する場合の進め方

新築時に手動を選び、後から電動に変更したいと考えるケースもあります。可否は製品の構造によります。

  • 既存製品の対応可否:手動シャッターを電動化できる後付けキットが用意されている製品もありますが、すべてに対応するわけではありません。
  • 電源の確保:窓の上部付近まで配線を引く必要があるため、屋内側の配線経路の検討が必要です。
  • 外壁への影響:配線や部材の固定で外壁に穴を開ける場合、防水処理が重要になります。
  • 依頼のタイミング:外構工事や足場が組まれている時期にあわせると、効率が良くなることがあります。
  • 窓まわりのオプションとの組み合わせ:内窓や網戸、面格子といった他の後付け工事とまとめて依頼すると、段取りが一度で済みます。

新築での内窓オプションについては、新築戸建ての内窓オプションの解説ページで紹介されています。

まとめ

新築のシャッターを電動にするか手動にするかは、窓の大きさと開閉の頻度で判断するのが現実的です。1階の掃き出し窓のように面積が大きく重いシャッターでは電動の利点が出やすく、2階の小窓や開けたままにする窓では手動でも負担は少なくなります。費用面では本体価格の差に加えて電源工事が必要になるため、窓数が多いほど差額は積み上がります。すべてを同じ仕様にせず、場所ごとに使い分ける選び方も可能です。後から電動化できるかは製品の構造によるため、迷う場合は打ち合わせの段階で確認しておくとよいでしょう。オプション工事を引き渡し後に専門業者へ依頼することで費用を抑えられる場合もあるため、選択肢を並べて検討してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 電動シャッターは停電すると開けられなくなりますか?

多くの製品に停電時用の手動解除機構が備わっており、非常時には手で開閉できるようになっています。操作方法は製品によって異なるため、引き渡し時に確認しておくと安心です。

Q2. 手動から電動への後付けはできますか?

製品によっては電動化キットが用意されていますが、対応していない場合もあります。既存の型番を確認したうえで、対応可否を相談するのが確実です。

Q3. シャッターがあれば内窓は不要ですか?

役割が異なります。シャッターは主に防犯や台風時の飛来物への備え、遮光としての機能が中心です。窓の断熱や結露、音の軽減を目的とする場合は、内窓など窓自体の性能を上げる方法が検討対象になります。

Q4. 新築時に付けるのと引き渡し後に付けるのはどちらが得ですか?

新築時は外壁の仕上げ前に施工できるため納まりが整いやすい一方、引き渡し後に専門業者へ外注することで費用を抑えられる場合もあります。金額と仕上がりのどちらを重視するかで判断が分かれます。

※制度・価格は実行日時点の情報です。最新情報は公式情報をご確認ください。

※本記事の費用相場・補助金などの情報は、建材・住設卸のSYAA(エスワイエーエー)が公開している解説ページを参考にしています。

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